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西町ククナ保育園

特定非営利活動法人ラストスタンド

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保育に関して
の考え方


課題の多い保育環境

近年、保育士不足や待機児童問題、保育園での事故、認可保育園の配置基準の厳格化など、 保育士不足や子どもの安全管理の徹底など、解決策が求められている。

保育士の職場環境の改善や精神的ケアなどさまざまな課題に目を向ける一方、子育て世代を支援するためにはどのような取り組みが必要なのか、保育における総合的な問題点を明確化し、改善策について検討する必要があると考えられています。

日本の保育制度の特徴として、第一は、「子供が内から発する主体的な活動や遊びを重視している」ことである。 子供たちの主体性を重んじるため、言語による教育指導ではなく、「環境を通した保育」がとられる。 そして第二の特徴は、「生活面での自立を重視し、保育者が子供の遊びと生活を指導すること」であります。

海外との違い

海外と比較したときに、日本の保育所では「働く親のための施設」であって、親が子どもの面倒を見られない間、親に代わって子どもを見るための施設と言われており、 親の労働時間に合わせて保育時間が決まるので保育時間は長くなりがちです。 一方で、欧米諸国では保育施設は「幼児教育のための施設」と位置づけられています。

アメリカの幼児教育は、子どもの自己表現力や多様性を伸ばすことを重視しています。 日本の幼児教育では協調性を育てることを重視していますが、アメリカでは個性を尊重して伸ばすことが大事とされています。 幼児期も学校教育と同じく、子どもは日ごろから自分の意見を持ち、表現して、相手の意見も尊重するように教育を受けます。また、スウェーデンにおいては、「教え込まない」幼児教育として挙げられており、「スウェーデンの就学前学校(保育園・幼稚園)では、子どもが『自然の中で遊ぶこと』をとても重視しています。 体力面はもちろんですが、自然の中でのびのびと遊ぶ『体験』こそが、子どもたちの意欲と関心を高め、学びを深めることにつながると考えているからです。 森は創造力を育む遊びの宝庫と言われております。

フィンランドでは「幼稚園」と呼ばれる施設のほとんどが全日制です。 保育所的な経験を得させながら、教育も行う、いわば保育園と幼稚園が合体したような園になっています。日本では、保護者の就労の有無で利用する施設が限定されてしまうことや、少子化が進む一方、幼稚園と保育所が地域に別々に設置されている子どもの成長に必要な規模の集団が確保されにくいこと、子育てについての不安や負担を感じている保護者の方への支援が不足していることなどの課題が指摘されており、制度の枠組みを越えた柔軟な対応が求められておりました。このような環境の変化を受け、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」が制定され、平成18年より厚生労働省と文部科学省が連携して行われる「認定こども園」がスタートとなりました。

幼児教育に関するプログラム

諸外国で行われている保育と同じように、当保育園でも幼児教育の為の施設を目標として、教育に関する内容を多く取り入れる方針としております。

① モンテッソーリ教育

その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)」が必要である」というものであり、園内活動のひとつとして、食事の際の盛り付けやお花、植物への水やり、食器の準備など、お仕事としてご希望に応じた内容を行うことです。

② ブレインジム

人が生まれながらにしてもつ潜在能力と再びつながることを助ける、安全で簡単なエクササイズです。その動きは新しい神経経路を活発に構築し、認識や学業への準備が整った状態へと導くのに有効です。またどんな分野における学びに対しても学習効果と能力の向上を図ります。このエクササイズを使って行うプログラムは、心身システムと脳のはたらきを統合し、自分の夢や目標を達成するのに必要な学びのプロセスを体得していくものです。

③ 足育

足元からくるバランスや成長段階においての足型測定などを通して、靴の適合やあしのトラブルの予防を行います。

④ 発達支援

発達段階での動作や動きができているか。原始反射の確認や発達過程を観察致します。

幼児教育としてどのような内容が今日求められているのかを考えて、これらを推奨すること致しました。

私たちが目指すもの

現在、未来の保育に求められることとして、保育者に求められる知識・能力、子どもの健康の変化に気づく力、子どもの気持ちを理解する力、子どもの豊かな感性を引き出す力、子どもの栄養に関する知識、子どもとのコミュニケーションのための表現やことば、療育に対する理解と知識、障害児のサポートに関する知識とスキル、グローバルな視点で保育を考えていく力などが必要と当園では考えております。

保育の大切さとして、幼児教育は、次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう、生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。 幼児教育を行うことで、さまざまな経験を通して知的かつ情緒的に発達していく子どもたちの人生を豊かにするための基礎を身につけることが可能です。保育の質とは「子どもたちが心身ともに満たされ、豊かに生きていくことを支える環境や経験のこと」と考えられ、当園において子どもとの関わりで大切にしていることは、保育士が子どもと接するときのコツ、子どもに共感する、子どもの成長を褒める、明るい言葉がけを行う、子どもが人見知りをする原因を知る、子どもと無理に目を合わせない、行動をする前に声をかける、子どものペースを大切にする、子どもが聞きたくなる話し方を意識することと思っております。

現代の社会情勢に必要な保育所を目指して行きたいと思います。


特定非営利活動法人ラストスタンド・西町ククナ保育園

理事長 理学療法士 野崎 円


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